こんにちは! スポーツメンタルコーチ 増田良子です。
私は、アスリート及びアスリートのお子さんを支える保護者の方々のサポートを行っております。
また、部活動などの団体競技のサポートも発達段階に応じて行っております。
大きな目標に向かうとき、つい結果ばかりを見てしまいがちです。
でも、本当に大切なのは、その「過程」にどう向き合うか。
実は、山登りって、スポーツや夢に向かって進む姿にとても似ているんです。
山登りと目標への道のりは似ている
一歩一歩、確実に進めばたどり着ける
登山は、いきなり山頂にワープすることはできませんよね。
一歩一歩、少しずつ足を前に出していくことでしか、ゴールにはたどり着けません。
目標達成も同じです。
今日の練習、今日の過ごし方、そのひとつひとつが、明日への足場になります。
速く歩けなくても、止まりたくなる日があっても、前を向いて一歩進めたなら、もうそれは前進です。
遠回りや別ルートも、成長の一部
ときには、思い通りに進めなかったり、誰かと違う道を選んだりすることもあるかもしれません。
でもそれは間違いでも失敗でもなく、自分で選んだ自分の道です。
山にも色んな登山ルートがあるように、目標へのアプローチにも人それぞれの道があります。
大切なのは、どこを通ったかよりも、どこに向かっているかです。
遠回りに見えても、それがあなたを強くしてくれる道かもしれません。
登る前の「準備」が、あとで効いてくる
いきなり山を登ろうとしても、装備や心構えがなければ途中で苦しくなりますよね。
スポーツや受験、夢に挑戦するときも同じです。
「自分を整える時間」や、「続けるための習慣づくり」など、
すぐに結果が見えない準備こそが、本番での粘り強さにつながっていきます。
登山者が地図を見たり、水分や行動食を用意するように、
選手も「イメージトレーニング」「心のメンテナンス」「振り返りノート」など、自分を支える準備をしておきましょう。
ゴールだけでなく「今、どこにいるか」も大事
登っている途中って、「あとどれくらい?」「まだ先なの?」って思うことありますよね。
でも、今どれくらい登ってきたのかを振り返ると、「ちゃんと進んできたんだな」と安心できます。
目標に向かうときも同じです。
「まだできていないこと」ではなく、「ここまでやってきたこと」に目を向けてみてください。
親御さんは、できていないところばかりを指摘するのではなく、
「よくがんばってるね」「昨日よりここがよくなったね」と、小さな成長に目を向けてください。
計画があるから、迷わず進める
登山では、「このルートで行こう」「ここで休憩しよう」と計画を立てますよね。
無計画だと、無駄に疲れたり迷子になったりします。
目標に向かうときも、「何を」「いつまでに」「どんな順番で」やるかを整理しておくと、心にゆとりが生まれます。
計画通りにいかないこともあります。
でも、そこに柔軟性を持っておくのも準備のひとつです。
山でも「天候によって変更」なんて当たり前ですから。
山頂の景色は、頑張った人だけが見られる
どんなに大変でも、頂上に立ったときの景色は格別です。
振り返ったときに「自分で登ってきたんだ」と感じられることが、何よりの自信になります。
これは、大人が与えてあげられるものではありません。
子ども自身が登りきるからこそ得られる景色です。
親や指導者は、その登り道を、そっと照らすランタンのような存在でいられたらいいですね。
さいごに
山登りも、目標達成も、魔法の近道やワープゾーンなんてありません。
大事なのは「一歩一歩を大切に進むこと」。
そして、たとえ止まりたくなる日があっても、
もう一度、目標の方へ顔を向けられたなら、それだけでOKです。
今日の小さな一歩が、きっと未来の景色を変えてくれます。
スポーツメンタルコーチング
スポーツメンタルコーチ 増田良子は主にアスリートの保護者や、アスリート本人、そしてスポーツチームなどへのコーチングを、脳科学や心理学に基づいて行っています。
増田良子親が変われば子どもが変わります!!
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