こんにちは! スポーツメンタルコーチ 増田良子です。
私は、アスリート及びアスリートのお子さんを支える保護者の方々のサポートを行っております。
また、部活動などの団体競技のサポートも発達段階に応じて行っております。
新しい年のはじまりは、子育てにおいても小さな意識の切り替えをする絶好のタイミングです。
スポーツに打ち込む子どもをサポートする中で、親としてどんな関わり方ができるのか。
「応援したいのに、つい厳しいことばかり言ってしまう…」
「どう声をかけたら子どもの力になるのか分からない」
そんな方こそ、今日お伝えする「親のマインドチェンジ」を知っておいて損はありません。
ちょっとした言葉や見方の変化が、子どもの自信や挑戦する力に、確かな影響を与えます。
子育ての主役は子ども。でも、影響力が大きいのは親の言葉と態度
子育てにおいて、主役はまぎれもなく子どもです。
どんな経験をして、どんな気持ちを味わい、どんなふうに乗り越えていくか、その一つひとつが、子ども自身の人生をつくっていきます。
でもその過程で、親の関わり方が、想像以上に、子どもの「感じ方」や「自分の捉え方」に大きく影響しています。
特にスポーツのように「努力・挑戦・失敗・結果」と向き合う場面が多い世界では、
親のひとこと、親のまなざしが、子どものメンタルの土台に大きく作用します。
「どう言ったか」ではなく「どう伝わったか」
たとえば、試合や練習後、親がこんな声をかけてしまうことはありませんか?
- 「またミスしたの? 集中してたの?」
- 「それだけ練習してたのに、どうしてできなかったの?」
親としては責めているつもりはなくても、こうした言葉は子どもの心に「失望」や「ダメ出し」として届くことがあります。
その結果、子どもは「怒られないようにしなきゃ」「もっと完璧にやらなきゃ」とプレッシャーを感じやすくなります。
すると、本来チャレンジできたはずの場面でも、自信が持てずに萎縮してしまうようになるのです。
プロセスを認める言葉が「自分を信じる力」につながる
一方で、たとえ結果が出なかったとしても、こうした声かけができるとどうでしょう。
- 「あの粘り、よかったよ」
- 「最後まで自分で考えてやってたね」
- 「あの工夫、ちゃんと見てたよ」
これは、結果よりも努力のプロセスや工夫した視点にフォーカスした言葉です。
子どもにとっては「自分の頑張りが認められた」という実感になり、
その実感が「よし、次もやってみよう」と挑戦を続けるエネルギーに変わります。
親の視線は「子どもの自己評価の土台」になる
心理学の世界では、自己評価や自己効力感は、周囲からの評価やまなざしによって形づくられていくとされています。
とくに親の視線や言葉は、子どもが自分とは何者かを定義する土台になります。
「うまくいかない時も見守ってくれる」
「失敗しても、自分のやってきたことを見てくれている」
そう感じられる関係性があってこそ、子どもは挑戦を楽しめるようになります。
逆に、「ミスしたらがっかりされる」「期待を裏切ったら怖い」という気持ちが強くなれば、
リスクを避けて無難に過ごすことを選ぶ子になってしまうこともあるのです。
子どもの未来は、親の言葉で変わる
子どもは日々、親の言葉や反応を通して、自分の価値を確認しています。
そして、言葉の積み重ねによって、「自分は頑張っていいんだ」「失敗しても受け止めてもらえる」と実感できると、
どんな状況でも自分を信じて挑戦できるメンタルの土台が育ちます。
言い換えれば、親の関わり方ひとつで、子どもの心の伸びしろは大きく変わるのです。
親のあり方が変わると、子どもの心が育つ
子どもは「どこを見られているか」で、自分の価値をつくっていきます。
親からどう見られているかは、子どもにとって「自分は何者か」を決める材料です。
特にスポーツなど目に見える成果が伴う活動では、親の視点が「結果にあるのか」「努力にあるのか」で、
子どもの自己評価のあり方が大きく変わります。
たとえば、試合で負けたときにかけられる言葉が「またミスしたの?」であれば、
子どもは「うまくいかなかった自分は価値がない」と感じやすくなります。
一方、「あの場面、自分で工夫しようとしてたの見てたよ」という声かけがあれば、
子どもは「自分の考えや努力を見てもらえている」と受け取り、行動や意欲そのものに意味を見出すようになります。
親の「注目するポイント」が変わるだけで、子ども自身の価値観や自信の土台がしなやかに育つのです。
親の評価基準は、子どもの「ものさし」になる
心理学では「社会的参照(Social Referencing)」と呼ばれる現象があります。
これは、子どもが大人の表情や反応から物事の意味づけを学び、自分の行動や感情を調整していくというもの。
たとえば、小さい子どもが転んだとき。
親が不安そうな顔をすれば、子どもは「これは危ないことなんだ」と感じ泣き出します。
でも、落ち着いて「大丈夫、大丈夫」と笑顔で対応すれば、子どもは安心して立ち上がろうとします。
これと同じように、日常のあらゆる場面で、親の反応は基準として子どもに浸透していきます。
勝ち負け、点数、スピード、器用さ…。
そうした数値でしか評価されない経験が重なると、子どもは「目に見える結果がすべて」と学んでしまうのです。
でも、親が「プロセス」「思考」「工夫」に価値を置くなら、子どもは「頑張る過程に意味がある」と感じ、より粘り強く挑戦できる子に育ちます。
言葉よりも「注目する視点」を変えることが先
子どもに、ポジティブな声かけをしようとする努力はとても大切です。
ただ、それ以上に根本的なことは「親自身がどこを見ているか」という視点のあり方です。
声かけは意識すれば変えられます。
でも「何に注目しているか」は、無意識のうちににじみ出るもの。
だからこそ、「結果」ではなく「姿勢」や「工夫」へのアンテナを立てることが、日々の親子関係に厚みをもたらします。
実際に、こういう言葉がけはすぐに取り入れられます。
- 「今日の試合、どんなことを意識してたの?」
- 「あのとき、ちょっと考えて動いてたよね。気づいてたよ」
- 「前より落ち着いてたね。どう工夫したの?」
どれも、「結果ではなく思考や工夫にフォーカスしている」言葉です。
こうしたやり取りの積み重ねが、子どもの中に「自分は、考える力や挑戦する力を認められている」という自己認識を育てていきます。
「安心感」は、子どもが挑戦できる前提になる
「自己肯定感を育てる」と聞くと、「たくさん褒めればいい」と思いがちですが、
本質はそこではありません。
本当の意味で子どもが自己を肯定できるのは、「失敗しても大丈夫」と感じられる環境がある時です。
つまり、安心して挑戦できるかどうかがカギとなります。
たとえば、
- 負けたあとに責められるか、チャレンジを認められるか
- うまくできなかったときに、反省よりも「気づき」が問われるか
- 結果で比較されるのか、本人のプロセスに目が向けられるのか
これらすべてが、「次もやってみよう」と思える心の土壌をつくっていきます。
安心して挑戦できる子は、自分の力を信じることができるようになります。
それは、どんなに上達しても得られない、かけがえのない強さです。
親が「見る目」を育てることで、子どもの根が太くなる
親の見方が変わるというのは、「やさしくなる」とか「甘くなる」ということではありません。
本質に目を向ける力をつけるということです。
結果や成績はもちろん大切です。
でも、それ以上に「そこに至るまでの思考や姿勢」に親が関心を寄せることで、
子どもは「頑張る意味」を理解し、自分を信じる土台をしっかりと育てていくことができます。
「いい声かけをしなきゃ」「失敗を肯定しなきゃ」と力む必要はありません。
でも、親が「結果だけ」を見ていたら、子どもも「結果だけ」で自分を評価するようになります。
逆に、親がチャレンジした過程や工夫した視点に注目できるようになると、
子どもも自然と、そこに目を向けられるようになるんです。
だから、「親が変われば、子どもが変わる」というのは精神論ではなく、実際の変化です。
子どもの心が少し軽くなり、表情がやわらかくなり、挑戦する場面が増えてきます。
そんな変化は、親自身の見方が少し変わったその瞬間から、少しずつ始まります。
りょうこ親としてどう関わればいいのか。正解がわからない…と迷うこともありますよね。
私のコーチングでは、そうした悩みに一緒に向き合い、伴走するサポートを行っています。
ご興味がある方は、ぜひこちらからお気軽にお申し込みください💁♀️
⇨体験コーチングについて
年始だからこそできる、小さなマインドチェンジ
新しい年のはじまり。
「今年こそ、子どもにもっといい関わりをしたい」と思っている方も多いはず。
でも、すべてを一気に変える必要はありません。
まずは 「どんな言葉が子どもの力になるか」 に意識を向けてみましょう。
- 結果よりプロセスを見てみる
- 努力の中身に目を向けて声をかけてみる
- 話を聞くときは、アドバイスよりもまず共感してみる
そんな小さな意識の転換が、
「どうせダメだ」「頑張ってもムダかも」と感じていた子どもを、もう一度前に向かせるきっかけになります。
まとめ:親が変わると、子どもの世界の見え方が変わる
子育てにおいて、主役はあくまで子ども。
でも、その子がどう自分を見て、どう未来を信じられるかは、親の関わり方が大きく影響します。
年始は、親としての関わりを見直すチャンス。
まずは一言、「がんばってたね」「工夫してたね」と、結果以外に目を向けた声かけから始めてみてください。
その一歩が、子どもが安心してチャレンジできる土台になります。
💬 このブログが役に立ったと思ったら、シェアやコメントをいただけると嬉しいです。
スポーツメンタルコーチング
スポーツメンタルコーチ 増田良子は主にアスリートの保護者や、アスリート本人、そしてスポーツチームなどへのコーチングを、脳科学や心理学に基づいて行っています。



親が変われば子どもが変わります!!
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
![]()
お父さんお母さんに出来ることがたくさんあります!
遠方の方、なかなか外には出る時間がない方、zoomでのコーチングも受け付けています。
まずは体験コーチングからどうぞ♪ご予約はこちらから